紹介

 1954年東京生まれ。京都大学卒業後、大手予備校講師などの職を経て、現在国語専門塾鶏鳴学園塾長。国語教育、作文教育の研究を独自に続ける傍ら、90年代から進められている教育改革についての批評活動をしている。

 教育改革についての著書には、教育改革の現場ルポ『高校が生まれ変わる』(2000年6月中央公論新社)、『「勝ち組」大学ランキング』(2002年4月中公新書ラクレ)、『高校卒海外一直線』(2002年11月中公新書ラクレ)、『徹底検証・大学法人化』(2004年9月中公新書ラクレ)、『大学入試の戦後史』(2007年4月中公新書ラクレ)、『大学「法人化」以後』(2008年8月中公新書ラクレ)。編著に『論争・学力崩壊』(2001年3月中公新書ラクレ)、『論争・学力崩壊2003』(2003年4月中公新書ラクレ)がある。

 国語教育では、作文、表現指導、「小論文」指導についてまとめた『脱マニュアル小論文』(2006年8月大修館書店)がある。読解、論理トレーニングについては07年の1月号から6月号まで『月刊 国語教育』に「『論理トレーニング』としての『読解』指導」を連載した。