3月 06

今月3月19日(日曜)の読書会のテキストを決めました。

ヘーゲル『哲学史講義』長谷川宏訳 河出文庫の第1巻から「序論」を読みます。
昨年にも読んだのですが、再度、読みたいのです。

このテキスト「序論」は、ヘーゲルの「発展観」、哲学とは何か、哲学史とは何かが、が示されています。
マルクスが『経済学批判』の序説で「経済学の方法」を書く際に、これを下敷きにしていただろうと思います。歴史と論理、変革の時代の哲学の役割は何か、個人や哲学が時代を超えるとはどういうことか。ほとんどすべての論点で2人は重なり、マルクスはそこに「唯物史観」を入れたのです。
マルクスの理解には大きな問題があるのですが、そもそもマルクスが前提としたヘーゲルにすでに大きな問題があったのではないかと思います。
それを考えてみたいと思います。

序論全体から以下を読みます。全体で60ページほどです。

序論の序論 27?34ページ
A
 序 35?38ページ
 二 49?61ページ
 三 61?86ページ
B
 序 87ページ
 一 88?93ページ
 三 
a138?141ページ
c145?147ページ

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ゼミの内容

3月19日日曜 オンラインで午後2時開始です。

参加費は2000円です。

参加希望者は早めに連絡ください。
ただし、参加には条件があります。

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