8月 05

牧野紀之の近況とその仕事の引継ぎ

■ 目次 ■

3 鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音などの注文の受付方法 → 8対5日
(1)鶏鳴出版からの鶏鳴双書の刊行
(2)お申込み方法
(3)注文を受け付ける鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音のリスト

4 このブログの整理 → 8月6日

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◇◆ 3 鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音などの注文の受付方法 ◆◇

(1)鶏鳴出版からの鶏鳴双書の刊行

牧野紀之の独自性の1つは、その初期から中期にかけての自分の全著作を自分自身が作った鶏鳴出版という個人出版社から出版したことだと思います。2001年の『精神現象学』の未知谷からの刊行からは、外部の出版社からの本格的な出版に転じましたが、それまではほとんだが鶏鳴出版からの刊行で「鶏鳴双書」としてその出版番号がつけられ出版されたものです。
そこに初期から中期の大切な著作があるのですけれど、残念ながらそれらは今では絶版、品切れで入手することは困難です。そこで、その対応としては牧野自身がそれらをPDFファイルにし、それを CD – ROM で販売、その後USBメモリーで販売するということを行っていました。
しかし牧野自身がもはやその仕事をすることはできなくなりました。そこでその仕事は、中井が引き継ぐことにいたします。なお、今後はクラウドからダウンロードする方法でお渡しします。

(2)お申込み方法

1)以下の連絡先に注文をしてください。メールで連絡していただけると助かります。
その際、お名前と注文をご記入ください。

〒113?0034
東京都文京区湯島1?3?6 Uビル7F
鶏鳴学園 
メールアドレス keimei@zg8.so-net.ne.jp
ホームページ http://www.keimei-kokugo.net/

2)こちらからの申し込み完了メールが問後来ましたら、以下に代金を振り込みください。

みずほ銀行
吉祥寺支店 246
普通口座 3143148
中井 浩一

3)振り込みを確認させていただき次第、クラウドからダウンロードする方法を、メールで連絡いたします。

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(3)注文を受け付ける鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音のリスト(以下の文書のコメントは牧野によるもの)

【鶏鳴双書】

pdf鶏鳴双書1   2000円

01、小論理学(上巻)
02、同、注解
03、生活のなかの哲学
04、先生を選べ
05、哲学夜話

pdf鶏鳴双書2   2000円

01、小論理学(下巻)
02、同、注解
03、概念論(第1分冊)
04、ヘーゲル研究入門
05、労働と社会
06、ヘーゲルの目的論
07、関口ドイツ語学の研究

pdf鶏鳴双書3   2000円

01、ヘーゲルからレーニンへ
02、ヘーゲルの修業
03、ヘーゲルと共に
04、ヘーゲルと自然生活運動
05、囲炉裏端
06、ヘーゲル的社会主義

pdf鶏鳴双書4  800円
 
「自然哲学(序論)」ヘーゲル著、牧野紀之訳注

 ヘーゲルの「自然哲学」の序論を訳し、細かい註解を施したものです。ヘーゲル読解についても、ドイツ語を文法的に読むという点でも、出来る限りの註解を書いたものです。

 短い場合は除いて、原則として、訳文と訳注とを別のファイルに入れてありますから、訳注を参照しながら読むのに便利に出来ています

 お届けするものは、USB 1ケと訳者の使った原書のコピーです。このコピーで、訳者がどのような印を付けながら本を読んだかが少しは分かると思います。

pdf鶏鳴双書 5、「合本・鶏鳴」第1?12号 3000円

合本・鶏鳴1(1?15号)
合本・鶏鳴2(16?30号)
合本・鶏鳴3(31?45号)
合本・鶏鳴4(46?65号)
合本・鶏鳴5(66?77号)
合本・鶏鳴6(78?89号)
合本・鶏鳴7(90?101号)
合本・鶏鳴8(102?113号)
合本・鶏鳴9(114?125号)
合本・鶏鳴10(126?137号)
合本・鶏鳴11(138?149号)
合本・鶏鳴12(150?170号)

 大した成果を上げられなかったとは言え、70年代の熱を帯びて始まった我々の鶏鳴運動の記録ではあります。今では雑誌『鶏鳴』は、実質的には、ブログ「マキペディア」とその読者に受け継がれていると思います。

pdf鶏鳴双書 6「ヘーゲルの始原論」、定価1000円(税送込み)

01、ヘーゲル「大論理学」冒頭の「始原論」(初版)の注釈付き翻訳
02、同(再版)の注釈付き翻訳
03、マルクス「経済学の方法」(『経済学批判序説』の第3節)の注釈付き翻訳

04、牧野紀之の論文「寺沢恒信氏と哲学」
05、同「山口祐弘訳『始元論』を読んで」
06、同「許萬元のヘーゲル追考論」
  許萬元のヘーゲル研究の中心テーマの1つが追考論です(氏自身は「追考」ではなくnachdenkenとしていますが)。これが始原論と関係があるので、この際、検討してみました。

07、同「ヘーゲルのWissenschaftをどう訳すか」
08、同「寺沢訳『大論理学2』を読んで」
  「大論理学(初版)」の第2巻(本質論)の翻訳を検討しつつ、様々な問題に言及しています。
09、ヘーゲル「大論理学」冒頭の「始原論」のラッソン版のコピー

備考・以上は2009年12月12日に発表し、その後書き加えたりして、改訂したものです。
   最終改訂日は2015年03月08日です。

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【関口ラジオ講座】

01、「関口ラジオ講座1956年度1年分」 2万円。

  1956年04月から翌年03月までの52週間、NHKラジオで月曜から金曜まで毎朝15分間、関口存男(つぎお)氏がドイツ語を熱心に講義したものの録音です。

 テキストは、氏の教科書「標準ドイツ語読本」(全2巻、三修社)をベースにして少し変えたものです。

 応用として高度な文法の説明もあります。

 テキストそのものはありませんが、それに代わるもののコピーと、放送自身の細かいメモがあります。

02、「関口ラジオ講座の要点」 4000円

     内容
 開講の挨拶(1)
   勉強の仕方
 01、暗記の重要性。1957年10月31日
 02、文法の意義。1957年11月28日
   発音
 03、r はなぜ母音化するのか。1957年04月29日
 04、n を日本流に発音してはならない。1958年01月30日
 05、長い母音と短い母音の発音の違い。1957年09月27日。
 06、語頭の母音の発音は英仏とは違う。1957年09月30日
 07、いろいろな音(鐘の音、秒針の音、列車の音)。1956年10月18日
   詩
 08、ゲーテ・Stirb und werde 。鈴木さん出演。1956年08月31日
 09、ゲーテ・Grabschrift(墓碑銘)。1956年09月28日
 10、ブッセ・Ueber den Bergen (山のあなた)。1956年10月31日
 11、ファルケ・Gebet (祈願)。1956年12月31日
 12、ゲーテ・Erinnerung (警告)。1957年01月31日
 13、ハイネ・Du bist wie eine Blume(花のをとめ)。1957年03月28日

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