1月 09
1月7日、札幌で講演をしました。
北海道高等学校教育研究会(通称「高教研」)国語部会でのもので、昨年刊行した『日本語論理トレーニング』、3年前に刊行した『脱マニュアル小論文』の内容をもとにお話ししました。
新しい学習指導要領は、私のこれまで行った問題提起を、大いに有効な物とする好機です。
北海道高等学校教育研究会は50年近くの歴史があり、
校長などの管理職、教員(組合)、教育委員会の3者が協力して行っていて、
総会では約2千人が集まったそうです。
高校だけの研究会ですよ。
私も参加した「国語部会」の打ち上げでは、校長も教員も和気藹々と、また時には激しく本音で不満や悩みを話し合っていて、こうした場があることにホットしました。
全国では、管理職と組合、教育委員会の3者が激しく政治対立し、教員の学習会は衰退しているの所が多いからです。
私の「ファン」の校長や先生方と話せたのも、嬉しいことでした。