ヘーゲルゼミ(月曜日午後7時半より2時間ほど)と読書会(日曜日午後2時から2時間から3時間ほど)の案内をします。
今、ヘーゲルの「発展」とは何かを、初歩の初歩から考えています。
関心のある人は、ぜひ参加してみてください。
1 5月22日のヘーゲルゼミ
ヘーゲルの発展観の基本から、ある対象の「生成史」と「展開史」の関係が問題になります。それを考えながら、ヘーゲルの「発展観」に迫りたいと思います。
(1)牧野紀之の「恋人たちの会話」(『生活のなかの哲学』に収録)を読む。
(2)メルマガ107号のなかの以下を読む。
2.「概念の生成史」と「概念の展開史」(ヘーゲル『精神現象学』序論から)
3.注解
4.牧野紀之氏の「恋人の会話」を読む
参加希望者にはテキストをお送りします。
2 5月28日の読書会
『歴史における理性』の「序論」の一部
人類の歴史過程とは、理性、真理、自由が実現してきた過程なのだ、とヘーゲルは言います。
その「序論」から、
私たち人類が、地球の発展過程、生命が生まれ、植物、動物が生まれ、ついに人間が生まれた意味を考えている箇所を読みます。
テキストは中井の訳注を使用します。参加希望者にはテキストをお送りします。
3 6月5日のヘーゲルゼミ
『精神哲学』第5節を読みます。
『精神哲学』とは、私たち人間とは何かをテーマとしています。
その「序論」部分を今読んでいるのですが、
5節では
私たち人類が、地球の発展過程、生命が生まれ、植物、動物が生まれ、ついに人間が生まれた意味を考えます。
5月28日の読書会の『歴史における理性』の範囲と重なるところも多いです。
その比較も考えたいと思います。
テキストは中井の訳注を使用します。参加希望者にはテキストをお送りします。
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参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回2000円です。