11月 13

11月9日。外部委員として、岐阜大学の経営協議会に参加した。

今の最大の問題は、政権交代で、先行きが見えなくなったことだ。
良くも悪くも、これまでのやり方が通用しなくなった。

第1期の中期計画、中期目標の評価も出て、
来年からの第2期の中期計画、中期目標が定まり、
いよいよ第2期へと動きだそうとした矢先。
大きな変革の嵐が吹いている。

まずは最重要なのがお金の問題だ。
しかし、来年度の予算がどうなるか、それがまるで見えない。
運営費交付金の1%削減の方針が、公約どおりに、本当に止まるのかどうかも不明だ。
特別教育研究経費も廃止が検討されている。

教員免許更新制の行方も不透明。教員養成の6年制も検討される。

医療問題。
医者養成への、医療費、医学部の定員増と予算の補充など、
すべて、まだ先が見えない。

岐阜大学の執行部は、従来確認された根本方針を堅持する覚悟を持ちながら、
変化の実態を冷静に見極めようとしている。

賛成だ。
こうした大きな変革の時には、
明確な理念、方針においてはぶれることなく
また、いたずらに、動くことなく、
実際の変化の姿を見極めることが大切だろう。

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