4月 01

4月から6月のゼミの日程が決まりました。

2018年4月から6月のゼミの日程

基本的に、開始を午後2時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

毎回、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行います。
毎月後半では読書会を行う可能性がありますが、その際はテキストが決まり次第連絡します。
なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

4月
8日
 29日

5月
 6日
 20日

6月
 3日
 17日

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。
また、早めに申し込みをしてください。
遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。
申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

2月 17

中井ゼミの仲間である塚田毬子さんが、初めての演出、初めての公演をします。
私は3月10日の公演を観る予定でいます。
京都での上演となるので、東京からは遠いですが、
ご都合のつく方は、ご一緒しましょう。

「アンティゴネー」公演情報

ギリシャ悲劇から現実を照らし出す、
破滅と再生の二人芝居

オイディプースの娘アンティゴネーは、国王の法令に背き、兄を埋葬した咎で死ぬ。
自分の運命を選択する力強さ。行動と対立の中で顕わになる人間の本質。
破滅の後、我々はどう生きるべきか。

ギリシャ悲劇の傑作『アンティゴネー』を、2018年春、上演します。

「アンティゴネー」
作:ソポクレース 翻訳:中務哲郎
演出:塚田毬子
出演:岡村淳平 金城裕磨

2018年
3月8日(木)19:30
3月9日(金)15:00/19:30
3月10日(土)15:00/19:30
3月11日(日)15:00/19:30

※受付開場は開演の20分前です。
※上演時間約60分です。

■会場:green and garden 京都市中京区三条猪熊町645-1 詳細
■料金:2,000円
■予約:日時、氏名、人数をご記入の上、mrk.tsukada@gmail.comまでご連絡ください。

「美しく死ねない、ということほど恐ろしい目に遭うわけはないのだもの。」
アンティゴネーの強さは、信念を貫く潔さだ。それは純粋な愛か、それともたんなる妄想か。
なぜか演劇に引っかかってしまった私たちは、並々ならぬ不満足を持ち、他の誰も演劇をやってくれないのでだまされたふりをして自分でやることに決めた。
ここから私たちは美しく死ねるまで、たとえ信念が崩壊して途方に暮れても、私たちを使い切って演劇をつくってみたい。
そんな第一作、ご期待ください!

プロフィール
塚田毬子/Mariko Tsukada
1994年、東京都出身。京都市在住。
2014年 地点カルチベート・プログラムで演劇に出会う。
2017年 地点『忘れる日本人』にインターンとして参加。
2018年 『アンティゴネー』で初めての演劇創作。

2月 16

「おばさん」たちの勝負の時

岩崎千秋さんは50歳近くまで普通の「おばさん」だった。
中井ゼミとの縁は、次女が鶏鳴学園に通っていたことだ。娘が高3生の時に中井ゼミの読書会に数回参加し、
田中由美子が主宰する家庭論学習会(田中ゼミ)では運営委員を務めるようになった。
昨年はヘーゲルゼミでヘーゲル哲学をドイツ語で学習し始め、夏の合宿にも参加した。
岩崎さんのそうした活動の背景には、もちろん彼女の個人的な悩みがあってのことだが、一般に女性たちの「後半生」
の問題があると思う。男性には「定年後問題」があり、それはみなが自覚していることだ。しかし、女性にもそれに
対応する「後半生」の問題があるのだと思う。
子どもたちは大学に入学、就職し、子育ては一応終わり、連れ合いも定年を迎える。
明らかに、人生の「前半」は終わったのだ。では、その後は、どう生きるのか。何を目的として、どう生きたら良いのか。
この問題に、すべての女性たちがぶつかっている。
田中ゼミを主催する田中由美子がまさにそうだった。50歳を過ぎてから、一人の女性が本気で生き方を学び直す。
人生の前半戦を終え、後半戦に向けて前半戦を総括し、テーマを持って生きていこうとする。
それは決して特殊事例ではない。すべての50代の女性が、今、その問題に直面している。そんな一人岩崎さんが、
体のレッスンに参加した報告を読んでいただこう。

■ 目次 ■

おばさんの一大決意 岩崎 千秋

1.課題
2.体のレッスン
3.レッスンを終えて

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おばさんの一大決意 岩崎 千秋

1.課題

私は、人と話すのが苦手だ。現在50歳を過ぎて、年々、図々しさが増してきたおばさんでも人見知りをするのだ。
苦手といっても、内心では相手の人と友好関係を築きたいと思っているからややこしい。
まず最初に、自分が人畜無害な人間であることをアピールしたくなり、頭の中を余計な考えが巡り始める。
そのうちに、簡単な内容の会話であっても勝手に複雑にしてしまい、結局、話をすること自体が億劫になってしまう。
この面倒な性格(癖)が、子供の頃から続いている。
なぜ、人畜無害アピールをしたくなるのか。もちろん、50年以上生きているのだから現実的に無害なはずはなく、
また、初対面の人に「つまらないものですが」と菓子折りを手渡すような感覚であるが、その変わった癖の要因は
私の母との複雑な関係が影響しているのではないかと考えている。母は、厳しく躾けをする人で、口ごたえはもちろん、
意見すら言えなかった。いつも、母の機嫌を伺いながらその場を取り繕い演じる癖は、大人になってからも続いている。
しかし、自分でも何かがおかしいと思い、子供がお世話になっていたご縁で中井ゼミに2年程前に参加をした。
今では社会人として学習するようになって、ようやく相手に対する批判や本音を隠し、当たり障りのない付き合いしか
できていなかった自分を知ったのである。

2.体のレッスン

前置きが長くなったが、いつしか声まで小さく、上ずった話し方になっていて、上っ面の行動が声や話し方にまで
影響をしていることに気づかされた。中井さんに勧めて頂いたのをきっかけに、自分を変えたいと一大決意をして、昨年、
12月23日に瀬戸嶋充さん主催の「人間と演劇研究所」の定例ワークショップに参加した。
竹内敏晴さんの「竹内レッスン」と野口三千三さんの「野口体操」を応用したものだそうで4時間のレッスンであった。
4時間も何をするのかドキドキしながら新宿の会場に着いた時、目の前の椅子にふわりと座ってパソコン作業をしていた人が
いたが、その人が講師の瀬戸嶋さんであった。座っている姿が自由自在にふわりと動くマリオネットか、
空気を入れてふわりと浮くビニー袋のような印象を受けた。講師の瀬戸嶋さんの他、女性が私を入れて5人、男性が4人で、
私と20代の女性が初めての参加であったが、その女性は「野口体操」は習っているとのことだった。
レッスンが始まった途端に、瀬戸嶋さんがからだをくねくねとさせながら、腰から半分に折り曲げて前屈姿勢になった。
力が抜けているわけではなく、力を入れているわけでもない、折りたたむという表現がちかい。早速、「さあ、やってみて」
と言われて全員でくねくねし始めるのだが、ロボットのようにギコギコという動きしかできない。それからは、聞いたこと
もない言葉での指導が続いた。「頭の上を外して。できれば頭を取っちゃってください」、「皮膚の下を感じてください」、
「足の指先で息をしてください」、意味がわからないまま見よう見まねでくねくねしてみたが、「頭の中で考えないで!
意識でからだを動かそうとしないように」と注意された。頭でからだの動きの指令を出さずに、
また、意識もせずにからだは動くものなのか。何回も同じ動きを繰り返した。ただ立ったまま、からだを左右にゆすりながら
半分に折りたたむだけなのであるが、恥ずかしさが抜けないのでくねくねが難しい。
頭が最後にクタッと下を向いてその動きは終了なのだそうだが、先に頭がガクッと下に垂れ落ちてしまい、
その度に注意を受けた。「自分の呼吸だけを聞いてください。あとはからだが自然に動きます」と言われて、
自分の呼吸に耳を傾けてくねくねを続けていた時、部屋の畳が視界から消えて自分のからだの周りが感じたことのない
空気に包まれた。ゆらゆらと手が下に降りて、自然に腰や膝が曲がっていき最後に頭がゆっくりと下を向いた。
できた気がした、と思った瞬間に周りの人たちが私が終わるのを待っていたことに気づいてとても焦った。
そのあとは、2人1組になって相手のからだを動かす側と動かされる側に分かれた。動かされる方は仰向けに横になった。
相手のからだを動かす方は、寝ている人の足の親指を軽くつまんで左右にゆっくりと小刻みに揺らしたり、
足の裏をマッサージしたり、両足を揃えて引っ張ったり、ふくらはぎや足の付け根をゆらゆらと揺らしたり、
いくつかの動作を休憩を挟んで交代で動かしたり動かされたりした。私は、隣にいた初めて会ったおじさんと組んだので
とても緊張したし、正直かなりきつかった。相手のおじさんも同じことを考えていたのだろうか、それとも、
単純にレッスンを受けているだけで、こんなに次元の低いことは考えずに超越しているのかわからなかった。
そのうちだんだん肝がすわってきて、緊張する気持ちも半ばどうでも良いような気持ちになりかけた頃に、
今度は大きな声を出すレッスンが始まった。
お腹の底から響くような声が部屋中に響いた。私は、鳴けないニワトリのようなかすれた小さな声しか出ない。
心配は的中して、個人的に大きな声が出るまで集中指導を受けた。その間、5分か10分程度のことであったと思うが、
1時間くらいに感じた。瀬戸嶋さんに、「大きな声でアーと言ってください」と言われて、「アー」と声を出したが、
「大きい声を出そうとしない!」と言われてわけがわからなくなった。もう一度、「アー」と挑戦するが、
「喉を使わない!」、「アー」、「まだまだ!」、「アー」と何回も繰り返した。「自分の声を自分で聞かない!」と
言われた時に納得した。私は話をする時に自分が何を話しているのか、間違えたことを言っていないかと、
自分の声を聞いて反芻しながら話している。瀬戸嶋さんに指摘されて気がついた。
そして、次にチューリップの歌を歌うように言われ、完全に開き直った心境で、「さいた、さいた」と歌い出すと、
「やけにならない!」、「チューリップの花が」、「からだをゆらして!」、こんなやりとりを何度もしながら歌った。
以前の私であれば、早々に気絶寸前であろうが、自分を変えたいと思って参加をしたおばさんは強かった。
レッスンが終わっだ後で、2、3人の女性が私の集中レッスンを気にかけて、大丈夫かと声をかけてくれた。嬉しかった。
思ったよりもダメージを受けていない。からだが軽い。フワッと立っている。頭の中も軽く感じた。

3.レッスンを終えて

自分の価値観=エゴでからだの動きを妨げることなく、からだの声を聞いて従う集中力が必要であると学んだ。
これまでからだの声など気にしたことがない。頭でこうあるべき、こうするべきと考えることなく、シンプルに深い息をしたい。
緊張や必要のない気遣いでガチガチになった自分のからだを意識できた。これからは頭で意識せずに、
からだが動くように自然体でいることが私の課題だ。自然に任せてからだが動くように動かす、中井さんの言葉通り、
「だんだんシンプルになる」ということなのだと思った。

12月 25

来年の1月から3月のゼミの日程をご案内します。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)申し込みをしてください。
遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

2018年1月から3月のゼミの日程

基本的に、
文章ゼミと「現実と闘う時間」、
読書会と「現実と闘う時間」は開始を午後2時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

1月
 14日(日)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 28日(日)読書会+「現実と闘う時間」

2月
 11日(日)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 25日(日)読書会+「現実と闘う時間」

3月
 11日(日)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 25日(日)読書会+「現実と闘う時間」

11月 02

みなさん、お元気ですか。
台風が毎週のように来て、雨が多い10月でしたが、
この数日は、気持ちの良い秋晴れが広がっていますね。

11月と12月の読書会テキストが決まりましたから、連絡します。

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◇◆ 11月、12月の読書会テキスト ◆◇

許 萬元 (著)
『ヘーゲルにおける現実性と概念的把握の論理』 (大月書店1968年)
を読みます。

9月の読書会で取り上げたのですが、
内容がありすぎて、1回では終えられませんでした。

そこで、11月と12月の2回をかけて、丁寧に読んでみることにします。

11月は2章から5章まで
12月は6章と7章

『ヘーゲルにおける現実性と概念的把握の論理』は刊行が古いですが
アマゾンで中古品で簡単に入手できます。

本書はヘーゲル哲学の発展観を深い理解で提示してくれます。
発展とは何か
その「始まり」「途中」「終わり」とは何か
認識と実践とはどう関係するか
など

最重要なテーマが取り上げられています。

◇◆ 2017年11月以降のゼミの日程 ◆◇

基本的に、文章ゼミと「現実と闘う時間」は開始を午後5時、
読書会と「現実と闘う時間」は開始を午後2時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

11月
 5日(日)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 19日(日)読書会+「現実と闘う時間」

12月
 2日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 16日(土)読書会+「現実と闘う時間」

                                        
                                       
◇◆ ヘーゲルゼミ ◆◇

毎週月曜日

原書購読と日本語テキストで読む時間があり、
原書購読は午後5時から、小論理学の24節を読んでいます。
日本語テキストの時間は午後7時過ぎからで、
原書購読に関連する日本語文献を読んでいます。