11月 16

シリーズ:「聞き書き」を学び合う 第7回 
高校作文教育研究会11月例会

高校作文教育研究会は、昨年秋から1年半ほどの予定で、会のテーマを「聞き書き」として、聞き書きの可能性、授業で実践する際の具体的手だて、その課題などを検討しています。

これまで、全国の中学、高校のすぐれた実践家たちをお招きし、みなで共同討議をしてきました。今回は、その特別版です。「聞き書き」の歴史を振り返りたいと思うのです。

1960年代から70年代にかけて、都立豊多摩高校では、奈良などの地域の調査を高校生が共同で行いレポートをまとめたり、戦争体験の聞き書きを行ったりするなどの先行的な実践が行われていました。それは筑摩の国語教科書にも掲載され、全国に強いメッセージで発信されました。

その当時の実践のリーダーだった丸尾寿郎氏(教科書編纂をした小沢俊郎氏の同僚)に、
報告していただきます。当時の状況、実践の話、同僚たちとの連携、教科書に掲載後の反響などを話していただきます。
 これは戦後の教育史における「聞き書き」の歴史の確認でもあり、先人の実践の継承にもなると思います。
 
小沢俊郎氏はすでに亡く、丸尾さんはすでに80歳を超えていますので、これがお話をうかがえる最後の機会になるかも知れません。

関心のある方は、是非おでかけください。

1 期 日    2009年11月22日(日)午後1:00?4:30

2 会 場   鶏鳴学園御茶ノ水校
         東京都文京区湯島1?9?14  プチモンド御茶ノ水301号
         ? 03(3818)7405 JR御茶ノ水駅下車徒歩4分
       ※鶏鳴学園の地図はhttp://www.keimei-kokugo.net/をご覧ください

3 参加費   1,000円(会員無料)

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