9月 03
今年の夏を、読者のみなさんはどうすごされましたか。
自分の課題へのとりくみは進みましたか。
大学生・社会人のゼミでは、この夏も八ヶ岳で3泊4日の合宿を行いました。
もう5年目になります。
合宿でのヘーゲル哲学の学習のメニューは、
原書購読は、大論理学の本質論の第3部「現実性論」の前半を丁寧に読みました。
翻訳では、ヘーゲル『小論理学』(牧野紀之訳 鶏鳴出版)で下巻「本質論」を通読しました。
ともに、ヘーゲル論理学の本質論を、特に、現実性論をきちんと理解しておきたいと考えての挑戦でした。「現実性論」にはこの5年間、何度も何度も繰り返して挑戦し、その都度弾き飛ばされてきた、というくやしい思いがあります。
今回は、少し、理解できたという実感を持ちました。
くわしいことは別に報告します。
2日目と3日目の晩には「報告会」を行い、各自の課題について話し合いました。
4日間の参加者は延べ6人。
他に、報告会だけの参加が3人(2人はウェブで参加)。