秋の読書会のテキストなどの変更
9月28日と10月26日の読書会のテキストを変更し、その後の進め方を変更します。
9月と10月は、マルクスの『資本論』について、もう少し学習します。
マルクス著『賃労働と資本』(大月書店の国民文庫版)と
マルクス著『賃金・価格および利潤』(岩波文庫)を購入してください。
『賃労働と資本』(大月書店の国民文庫版)はアマゾンの「中古品」で簡単に入手できます。
『賃労働と資本』は『資本論』第1巻の剰余価値を含めた要約です。
『賃金・価格および利潤』は『資本論』全3巻の要約です。
(1)9月28日は
集中ゼミで読んだ『資本論』の範囲の復習をし、
マルクス著『賃労働と資本』(大月書店の国民文庫版)の「エンゲルスの序論」と
マルクス著『賃金・価格および利潤』(岩波文庫)を読みます。
「エンゲルスの序論」でマルクスのそもそもの問題意識を確認し、
『賃金・価格および利潤』これは『資本論』全3巻の要約なので、
ここで全3巻の概要をおさえたいと思います。
(2)10月26日の読書会には
『マルクスの批判と反批判』(新潮社)から「価値と生産価格」を取り上げて考えます。
マルクス著『賃労働と資本』(大月書店の国民文庫版)と
マルクス著『賃金・価格および利潤』(岩波文庫)を参考にしながら、
『資本論』から関連する箇所を読んでみたいと思います。
(3)アダム・スミスは1か月遅れで実施。つまり
11月23日 読書会(高島善哉著『アダム・スミス』岩波新書 青版 674)
12月21日 読書会(アダム・スミス『国富論』1 中公文庫)
2014年1月 読書会(アダム・スミス『国富論』2、3 中公文庫)
古典派経済学の創始者アダム・スミスの『国富論』を読みます。
スミスはマルクス『資本論』の前提の労働価値説の創始者でもあります。
新たに経済学が生まれてきた時代背景を知り、その時代の経済問題と
雄々しく闘ったスミスの戦いぶりを、読んで考えてみたいと思います。
高島善哉著『アダム・スミス』岩波新書(青版 674)は古いですが、
アマゾンで 「中古品」として簡単に購入できます。
アダム・スミスの『国富論』は、岩波文庫版ではなく、中公文庫版で読みます。
訳文の点と共同研究が背景にある点で、そうします。