7月 22

9月以降の中井ゼミの日程が決まりました。

月の前半は、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行い、
月の後半では、読書会を行う予定です。
いずれも日曜日で、午後2時開始予定です。
オンラインでの実施予定

「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

読書会テキストはまだ未定です。決まり次第、このメルマガで連絡します。

9月
 10日
 24日

10月
 8日
 22日

11月
 5日
 19日

12月
 3日
 17日

7月 11

7月のヘーゲルゼミと読書会、8月の学習会の案内をします。

すべてオンラインで行います。

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1.7月17日月曜は午後2時開始

テキストが変更になりました。

(1)『自然哲学』を読みますが、読む範囲は以前お伝えしたのと
少し違いがあります。

テキストは岩波版全集の『自然哲学 下巻』から

基本的に本文と注釈を読んでください。
(「補論」も)は「補論」も読んでください。

C
「序論」
  351節(「補論」も)
  352節
a  形態
α 353節(「補論」も)
 β 354節 、
 γ 355節
δ 356節

b  同化
α 357節(「補論」も)
   358節
 β 359節
   360節
   361節
   362節
   366節(「補論」も)
 
c 類の過程
序論 367節
α 368節
 β 369節(「補論」も)
   370節
δ 375節
  376節 (「補論」も)

※なお、「a  形態」は外胚葉、内肺葉、中胚葉による説明と重なります。
 興味・関心がある人は、特に354節、355節の「補論」を読むとよいでしょう。
 ビシャの『生と死の生理学研究』に言及があります。
 日本では三木成夫が有名です。

(2)ヘーゲル『精神哲学』 長谷川宏訳の作品社版
A「人間学」
a
 γ 401節、特に「口頭説明」部分(その後半121ページ以下)
   402節
b 403,404節
α 405,406節
 β 407408節
 γ 409,410節
c 411節、特に「口頭説明」部分(204ページ)
  412節
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2.7月30日の日曜午後5時から

『精神哲学』の第1編「主観的精神」の
B「精神現象学」への序論 413?417節
a
α 418節
 β 420節 、
 γ 422,423節

b 序論 424,425節
α 426,427節
 β 430?435節 、
 γ 436節

c 438,439節

C「心理学?精神」
a
α 446(「口頭説明」も)、447節
 β 420節 、
 γ 422,423節

b
α 426,472節
 β 473節(「口頭説明」も)
 γ 436節

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3. 7月23日の読書会午後2時開始

ヘーゲル『小論理学』24節を読みます。
これがヘーゲルの思考論、認識論です。
また付録3が、人間の「悪」を正面から取り上げた箇所であり有名です。

中井の訳注で読みます。 参加希望者にはお送りします。

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4.夏休みの8月の集中ゼミ

ヘーゲルをドイツ語で読んでみたい人にその良い機会です。
全体は量が大きいですが、そのどこに参加するかは、各自と相談して決めます。

歴史哲学の序文から一部、小論理学の24節、精神哲学の序論第5節

詳細は追ってお知らせします。

関心のある人は連絡してください。
何が可能かを相談したいと思います。

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いずれも参加希望者は連絡をください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

6月 30

7月のヘーゲルゼミ(月曜日午後7時半より2時間ほど)と読書会(日曜日午後2時から2時間から3時間ほど)はオンラインで行います。その案内をします。

(1)7月のヘーゲルゼミでは、ヘーゲルの『精神哲学』の第1編「主観的精神」から、
A「人間学」、B「精神現象学」を、2回のヘーゲルゼミで読みます。
長谷川宏訳(作品社)で読みます。

『精神哲学』は、人間とは何かという最大の問題を扱います。
私は、人間と動物の違いを、発展過程の中から考えたいと思っています。
人間だけが自我を持ち、自己意識を持ち、思考が可能になりました。
それにはどういう意味があるのでしょうか。

大部の内容なので
読む範囲を限定します。
また基本的に、本文と「注解」にしぼり、「口頭説明」部分は範囲としません。
ただし、関心のある人はどこをどう読んでも構いません。
各自の関心で読んでもらえばよいと思います。
テーマは人間とは何かなのですから。

ただし、ゼミで取り上げる箇所は限定します。

(2)7月3日 ヘーゲルゼミ

『精神哲学』の第1編「主観的精神」から、
A「人間学」を読みます。

文庫本1冊ほどの分量がありますから
ゼミで読む箇所を以下にしぼります。

第1編への序論 387節 (「口頭説明」も読みます)
A「人間学」への序論 388?390節
a
α なし
 β 396節 (「口頭説明」も読みます)
 γ 402節
b 403,404節
c 412節 (「口頭説明」も読みます)

(3)7月17日(実施時間を変更します)のヘーゲルゼミ
『精神哲学』の第1編「主観的精神」から、
B「精神現象学」を読みます。
ゼミで読む箇所を以下にしぼる予定です。
これは変更がありえます。

B「精神現象学」への序論 413?417節
a
α 418節
 β 420節 、
 γ 422,423節

b 序論 424,425節
α 426,427節
 β 430?435節 、
 γ 436節

c 438,439節

(4)ヘーゲルゼミはいつもは晩の7時半から行っていますが7月17日は昼の時間帯に行います。
時間は決まり次第連絡します。

(5)翻訳について

当初は岩波文庫の船山訳で読む予定でしたが、長谷川宏訳(作品社)に替えます。
訳文がひどすぎるからです。
翻訳での合格ラインが60点として
船山訳は30点にも達しないと思います。
語句をドイツ語から日本語にするだけ
大きな文脈がまるで読めていない
などです。

そこで急な変更ですいませんが、長谷川宏訳(作品社)に替えます。
これなら60点を超えます。
アマゾンの中古で
郵送代を込めて3千円ほどで購入できます。
近くの図書館にあればそれで読んでもらっても構いません。

(6)7月23日の読書会のテキスト

ヘーゲル『小論理学』24節を読みます。
これがヘーゲルの思考論、認識論です。
また付録3が、人間の「悪」を正面から取り上げた箇所であり有名です。

中井の訳注で読みます。 参加希望者にはお送りします。

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参加希望者は連絡をください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

6月 21

ヘーゲルゼミ(月曜日午後7時半より2時間ほど)と読書会(日曜日午後2時から2時間から3時間ほど)のテキストの変更、範囲の変更の連絡です。

ヘーゲルゼミと読書会で
ヘーゲルの『精神哲学』を読んでいるのですが、
19日には6節から10節までを岩波文庫で読んでみました。

それを長谷川宏訳『精神哲学』(作品社)に切り替えます。

ヘーゲルゼミで船山訳を読んでみて、
いくらなんでもひどすぎる、と思いました。

翻訳での合格ラインが60点として
船山訳は30点にも達しないと思います。

語句をドイツ語から日本語にするだけ
大きな文脈がまるで読めていない

などです。

そこで急な変更ですいませんが、長谷川宏訳で読むことに決めました。
これなら60点を超えます。

アマゾンの中古で
郵送代を込めて3千円ほどで購入できます。
近くの図書館にあればそれで読んでもらっても構いません。

この変更に伴って
25日の読書会では
予定を変えて、6節から10節までを長谷川訳で読みます。
19日のヘーゲルゼミの範囲で、岩波文庫版で読んだのですが、再読します。

重要な個所ですから
繰り返して読むことで理解が深まると思います。

読書会参加希望者で、
長谷川訳が入手できない人は連絡ください。

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参加希望者は申し込みをしてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

6月 05

6月のヘーゲルゼミ(月曜日午後7時半より2時間ほど)と読書会(日曜日午後2時から2時間から3時間ほど)の案内をします。

今、ヘーゲルの「発展」とは何かを、初歩の初歩から考えています。

そのうえで、人間とは何かという最大の問題を、地球の発展過程、生命が生まれ、植物、動物が生まれ、ついに人間が生まれたという過程から、発展的に考えます。

5月22日のヘーゲルゼミでは、ヘーゲルの発展観の基本から、ある対象の「生成史」と「展開史」の関係を学びましたが、人間の「生成史」と「展開史」の両面を考えることになります。

私は、人間と動物の違いを、発展過程の中から考えたいのです。
人間だけが自我を持ち、自己意識を持ち、思考が可能になりました。
それにはどういう意味があるのでしょうか。

テキストは『精神哲学』(岩波文庫の上巻)を使用します。
アマゾンの中古で500円から1千円で購入できます。

関心のある人は、ぜひ参加してみてください。

1 6月19日(月曜日)のヘーゲルゼミ 午後7時半からオンラインで実施

『精神哲学』(岩波文庫の上巻)「序論」6節から10節まで
本文と注釈を中心に、「補遺」も可能な人は読んでください。
8節と10節が特に重要です。

2 6月25日(日曜日)の読書会 午後2時から3時間ほどオンラインで実施

『精神哲学』(岩波文庫の上巻)第1編「主観的精神」の
「A 人間学」
つまり岩波文庫の上巻全部です。

本文と注釈を中心に読んでください。
「補遺」は自分の関心がない部分は飛ばしてください。

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参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。