8月 09

せっかくの夏休みですが、今年はコロナの影響で、落ち着かない思いですごすことになりそうですね。心の中がざわざわ、ざわざわとしています。

こんな時でも、自分のテーマを持って生きている人は、いつもと変わることなく、静かに一心に、自分の仕事に取り組んでいるはずです。
私もそうでありたいと思っています。

そうしたテーマを作っていくきっかけにしてほしく、今年も、中井ゼミの夏の集中ゼミを開催します。

オンラインですからぜひ、参加してください。

1.近況報告

今年の5月には、私の初めての哲学本『ヘーゲル哲学の読み方』が刊行されました。
これが、これからの仕事の口火を切るものになります。

現在は、次の本の刊行に向けて、研究と原稿執筆に専念しています。
タイトルは未定ですが、「マルクスの読み方」といったものになるでしょう。
この夏休みと秋に、原稿を書き終えて、
冬には刊行したいと思っています。

内容上の柱は、マルクスの有名なテキストに即して4本設定しています。
(1)フォイエルバッハ・テーゼ
(2)『経済学批判』序文 唯物史観
(3)『経済学批判』序説 経済学の方法
(4)『資本論』第1巻

ここまでの研究の進め方ですが、
(1)から(4)まで、昨年の夏から今年の春にかけて検討してきました。

それを踏まえて、(1)については今年の5月に再度読書会で取り上げました。
「疎外」の理解の問題、宗教批判のあり方の問題をまとめました。

このレベルで、(2)(3)についても、再度考えています。

さらには、(3)のマルクスの方法を、ヘーゲルの方法(絶対的理念)と比較するために、6月、7月は、ヘーゲルゼミで、ヘーゲルの理念論を再読しました。
前回(2,3年前)読んだ時よりも、確実に深まっています。

以上を踏まえて、最後にもう一度、『資本論』を検討して、
本の原稿を書き上げる予定です。

8月22日、23日に中井ゼミを行いますが、
基本的には、この(1)(2)(3)の原文と、牧野紀之さんによる訳注や、解説を参考にしつつ、私の現時点での到達点をお話しします。

本の原稿はすでに(1)(2)について書き始めています。
まだまだ草稿段階ですが、最後の段階で、すべてを貫く結論、問題提起を定めて、
書き上げることになるでしょう。
今の私の最善のレベルで、書き上げたいと思います。

2.夏の集中ゼミ

8月22日(土曜)、23日(日曜)に中井ゼミを行います。

内容上の柱は3本です。
(1)フォイエルバッハ・テーゼ
(2)『経済学批判』序文 唯物史観
(3)『経済学批判』序説 経済学の方法

それぞれの原文の核心部分を確認し、その問題点を考えます。
訳注では牧野紀之さんのものを参考にします。

初めてマルクスやヘーゲルを読む人にも、一緒に考えてもらえるような内容にするつもりです。
ドイツ語が読めない人も、訳文を見てもらえば大丈夫です。

まだ、詳細は決まっていません。
関心のある方は、連絡ください。
ただし参加には条件があります。

8月 02

河合 隼雄 著『子どもと学校』をテキストとして、学習会を行います。

「家庭・子育て・自立」学習会(田中ゼミ)は、田中由美子を担当として2015年秋に始まりました。
今回のメルマガでは、今月8月30日(日曜)の学習会の案内を掲載します。

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8月の「家庭・子育て・自立」学習会(田中ゼミ)の案内
田中由美子

大人のための「家庭・子育て・自立」学習会のご案内です。
親子関係や子どもたちを取り巻く様々な問題に関して話し合い、学び合う会です。
どうぞお気軽にご参加ください。
学習会ブログ http://kateiron.skr.jp/

河合 隼雄 著『子どもと学校』をテキストとして、学習会を行います。
新型コロナ感染症の先行きが不透明なため、初のオンラインでの開催です。

テキストは、河合 隼雄 著『子どもと学校』(岩波新書)です。

著者の河合 隼雄(1928?2007年)は、心理学者、および教育学博士であり、京都大学名誉教授や文化庁長官を務めました。
学者らしからぬ柔軟さで、鋭く本質を突く大物です。

子どもの生活や学習に「問題」があるとき、その「問題」をどうとらえ、どう対応するべきなのか、思春期とは何か、「父親」はどうあるべきなのかなど、大事な論点が盛りだくさんです。

学習会では、主に下記の箇所を読みます。
時間の許す範囲で読んでみてください。
ただし、学習会当日、大事な箇所は確認しながら進めますから、予習ができていなくても大丈夫です。

?章 「教育の価値を見直す」  p1?30
?章 4節「不登校の「処方箋」」 p132?154
?章 2節「性の理解と教育」  p200?230

※?章も本来大切な論点ですが、河合の「個性」が何を意味するのか、その考えが曖昧で不十分だと思います。
時間が許せば目を通してみてください。

1. 日時  :8月30日(日曜)14:00?17:00 
2. 形態  :Zoomによるオンライン開催
3. 参加費 :1,000円(鶏鳴学園生徒の保護者の方は無料です)
4. テキスト:河合 隼雄 著『子どもと学校』(岩波新書 212)

参加をご希望の方は、下記、お問い合わせフォームにて、開催日の一週間前までにお申し込みください。
お待ちしています。
https://keimei-kokugo.sakura.ne.jp/katei-contact/postmail.html

鶏鳴学園講師 田中由美子
〒113-0034 東京都文京区湯島1?3?6 Uビル7F
鶏鳴学園 家庭論学習会事務局
学習会ブログ http://kateiron.skr.jp/

7月 29

中井ゼミの8月の日程を案内します。

8月9日(日曜) 文章ゼミと現実と闘う時間
午後2時からオンラインで実施
参加費は2000円です。

8月22日(土曜)、23日(日曜)
ヘーゲル、マルクスの読書会(原書購読と日本語テキスト)と現実と闘う時間
オンラインで実施しますが、テキストと時間、参加費などは未定
詳細は決まり次第、また案内します。

参加希望者は早めに連絡ください。
ただし、参加には条件があります。

7月 06

民主主義の読書会を
7月13日(月曜日)午後8時からオンラインで行います。時間は2時間ほどです。

民主主義とは何か、何でないかを考える学習会です。

良く言われる「みなで考え、みなで決めて、みなで行う」は、正しい理解でしょうか。
多数決を民主主義とする考えもありますが、それで良いのでしょうか。

民主主義の成否を決めるのは何か。
民主主義で前提にされる、個人の能力や覚悟、義務や責任とは何か。

国や行政のコロナ感染症対策が問われる中で、政府や行政と個人の考えの対立や矛盾も露になっています。
そうした今、民主主義の原理原則や前提を考えておくことが必要だと考えます。

テキストは、牧野紀之の
「民主主義の人間観」(『哲学夜話』に収録)と
マキペデイアの「民主主義概論」です。

テキストは参加者にはお渡しします。

もう1週間後です。
参加希望者は早めに連絡ください。

参加費は1回2000円です。

6月 13

たびたびの変更ですみません。

6月21日曜日の中井ゼミは読書会を実施する予定でしたが、都合により中止し、
代わりに文ゼミと現実と闘う時間を行います。

6月に予定していたテキストは、マルクスの『経済学批判』の「序言」でしたが、これは8月以降の読書会で取り上げることにします。

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6月後半からのゼミ日程
ゼミは当面はすべてオンラインで行います。

毎回午後2時開始です。
参加費は1回2000円です。

参加希望者は早めに連絡ください。
ただし、参加には条件があります。

また、変更がありえますので、必ず確認してください。

6月
 21日 文章ゼミ+「現実と闘う時間」
「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

7月
 5日 文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 19日 読書会
私の初めての哲学本『ヘーゲル哲学の読み方 ?発展の立場から、自然と人間と労働を考える?』(社会評論社)を検討します。

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ヘーゲル・ゼミをウェブで行っています。

ヘーゲルの『小論理学』の理念論を原書で読んでいます。
関心のある人は連絡ください。

参加希望者は早めに申し込みをしてください。
ウェブでの参加方法も、事前に指導します。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。