絵の好きな人のために
ロベール・クートラス展を渋谷でやっています。
まったく知らない人でしたが、
NHKの「日曜美術館」での数分の紹介で知りました。
見てすぐに、これはいかなくては、と思いました。
(こうしたことはめったにない。5年に一度ぐらい)
すぐに見に行って、今も、その余韻の中に沈んでいます。
これは不思議な力を持っています。
詳しくは以下です。
渋谷区立松濤美術館 〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14 TEL : 03-3465-9421 FAX : 03-3460-6366
「1930-1985 没後30年 ロベール・クートラス展 夜を包む色彩 カルト、グワッシュ、テラコッタ」
会期: 前期:2月8日(日)?22日(日)
後期:2月28日(土)?3月15日(日)
会期中休館日:3月2日(月)、9日(月)
※2月23日(月)?27日(金)は展示替えの為ご覧いただけません。
本展は会期中、展示替えは予定しておりません。
開館時間:午前9時?午後5時(最終入館は閉館30分前まで)
画像 ©Robert Coutelas
パリ・モンパルナスで生まれたロベール・クートラス(1930-1985)は苦学し、リヨンの美術学校で学びました。画廊と契約を結び幾つかの個展を開きましたが、それはどれも彼の理想とはかけはなれているものでした。画廊と決別したあとは、ひたすら一人だけの孤独な作業にのめりこむしかありませんでした。
クートラスは亡くなるまでの長い時間をタロットカードの様に切りぬいたボール紙に描くカルト(carte)の制作に没頭していきました。どこで発表するでもない6000枚にも及ぶこのアトリエでの密室での作業は、クートラスの孤独な夢想のなかから生まれた、彼の人生そのものでしょう。
本展ではそんなクートラスの代表作ともいえるカルトを中心に、グワッシュ、テラコッタなど約150点を展示致します。
協力:岸真理子・モリア、Gallery SU
上記は松濤美術館のホームページ(以下)より引用
http://shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html