2月 09

大学生、社会人のゼミの2月、3月の読書会のテキストを変更します。
 2月は開始時間も早くなります。
 
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◇◆ 2月から3月までのゼミ(文章ゼミと読書会)の予定 ◆◇

 (1)日程 

 2月6日 文ゼミ
 2月20日 読書会

 3月6日 文ゼミ
 3月20日 読書会

(2)2月の読書会テキストとスケジュール

 2月20日、土曜日の午後3時から5時(6時ぐらいまで延長アリ)ぐらいまで。

 1)ヘーゲルの『精神現象学』「序論」(牧野紀之訳、未知谷)
 2)ハイデガーの「ヘーゲルの『経験』概念」

 『精神現象学』の「序論」は、ヘーゲルの「認識論」(「認識論批判」)と
言って良いと思います。他との違いに愕然とし、
改めてヘーゲルの立っているところのすごさを実感します。

 「どんなに革新的で根源的な思想も、それが現れるときは、
他と並ぶただの現象でしかない」とヘーゲルは言います。
自らの思想もそうだと言うのです。
ではどうしたら良いのでしょうか。

 またヘーゲルは、人間は「自己吟味」によって、自らの力で誤りを正し、
無限に成長していけると言います。これも気が遠くなるようなコメントです。

 今回は、これらの意味を再確認したいと思います。
また、ハイデガーの「ヘーゲルの『経験』概念」は、この「序論」の解説です。
二人の「巨人」対決から学べるものを学びたいと思います。

 参加希望者は連絡ください。詳しいことをお知らせします。

(3)3月の読書会テキストとスケジュール

 3月20日は午後7時より
 テキストは『「個性」を煽られる子どもたち─親密圏の変容を考える 』
 (岩波ブックレット)、土井隆義 (著)です。

 今の子供の世界の変容を、さまざまな少年少女たちの事件から
解き明かそうとしています。「個性」の誤った理解が問題とされています。
この「個性」や「オンリーワン」の背景を考えたいと思います。

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