7月のゼミの変更
7月7日のヘーゲル原書購読
7月11日の日本語でヘーゲルを読むゼミ、
は中止します。
したがって、
7月の実施は以下だけとします。
(1)
7月
4日土曜日 文ゼミと「現実と闘う時間」
19日日曜日 読書会と「現実と闘う時間」
(2)ヘーゲル原書購読(V-cubeで)
本日(午後6時)のみ毎週月曜日に行ってきたヘーゲルゼミを、以下のように再開しました。
7月のゼミの変更
7月7日のヘーゲル原書購読
7月11日の日本語でヘーゲルを読むゼミ、
は中止します。
したがって、
7月の実施は以下だけとします。
(1)
7月
4日土曜日 文ゼミと「現実と闘う時間」
19日日曜日 読書会と「現実と闘う時間」
(2)ヘーゲル原書購読(V-cubeで)
本日(午後6時)のみ毎週月曜日に行ってきたヘーゲルゼミを、以下のように再開しました。
7月の読書会のテキスト
『象は鼻が長い―日本文法入門』三上 章 (著) くろしお出版
日本語の文法を考える本を読みます。
日本語で大切なのは、助詞・助動詞です。その中でも「ハ」こそが核心です。日本語は「ハ」がわかればわかると言っても過言ではありません。
その「ハ」についての書かれた文法書を読みます。文法書ですが、誰にでもわかるように、やさしく書かれています。
三上は学界には距離をとった「街の文法学者」でした。その代表作が本書です。彼の立場は「主語廃止論」として有名です。西欧文法のまねをして、名詞に助詞「ハ」または「ガ」が付くと主語になるとした学界の日本語文法に、敢然と戦いを挑みました。
「象は鼻が長い」のハとガをどう考えるかから、本書は始まります。ハとガが主語につくのなら、この文には主語が2つあることになります。それでいいのでしょうか。
ここから三上はハの機能を本務と兼務とにわけ、ハの本質に迫ろうとします。刺激的で面白い本です。
テキストはアマゾンで入手できますが、時間がかかります。早めに準備をして下さい。
7月、8月のゼミの日程が決まりました。
ゼミの参加希望者は早めに(読書会とヘーゲルゼミは1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)連絡ください。ただし、参加には条件があります。
参加費は読書会とヘーゲルゼミ は1回3000円です。ただし文章ゼミは1回2000円。
1.文章ゼミと読書会
7月
4日(土曜日) 文章ゼミと「現実と闘う時間」
19日(日曜日) 読書会と「現実と闘う時間」
8月合宿
20日から23日
2.ヘーゲルゼミ再開
毎週月曜日に行ってきたヘーゲルゼミを、以下のように再開しました。
いずれも、ウェブで行いますから、
遠隔地の方も、ウェブで参加できます。
(1)日本語でヘーゲルを読むゼミ
ヘーゲル哲学の翻訳か、ヘーゲル哲学を取り上げた日本語文献を読みます。
6月27日(土曜日) 許万元『ヘーゲル弁証法の本質』第2篇の1章、2章
7月11日(土曜日) 許万元『ヘーゲル弁証法の本質』第2篇の3章
(2)ヘーゲルの原書講読
ヘーゲル小論理学の存在論を読んでいます。ズーアカンプ社版全集第8巻
6月30日(火曜日) 191ページから194ページ
7月7日(火曜日) 90節から95節の本文と注釈のみ
6月の読書会の開始時刻の変更があります。
6月21日(日曜日)の読書会(テキストは『新しい家庭像を求めて』松田道雄著)
開始時刻を午後5時に変更し、午後5時から午後7時頃まで読書会を行います。
読書会の参加希望者は早めに(読書会は1週間前まで)連絡ください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回3000円です。
『新しい家庭像を求めて』は中古品でしか入手困難です。
図書館で借りられるならそれでもかまいません。
いずれにしても早めに準備してください。
読書会テキストが決まりましたので、お知らせします。
早めに購入して、準備してください。中古品でしか入手困難な本もあります。
読書会の参加希望者は早めに(読書会は1週間前まで)連絡ください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回3000円です。
==============================
読書会テキスト
(1)4月26日(日曜日)午後2時より
ヘーゲル『法の哲学』(中公クラシックス版。私は『世界の名著』版で読みます)
第3部の第2章「市民社会」。私の版で約60ページほど。
ヘーゲルによる近代市民社会論。資本主義社会と労働の分析です。
(2)5月24日(日曜日)午後2時より
『資源の循環利用とはなにか──バッズをグッズに変える新しい経済システム』
細田 衛士 (著) 岩波書店 (2015/2/14)
経済学から環境問題を考えた本です。
アマゾンの内容紹介には以下のようにあります。
「廃棄物」という考え方はもうやめる!
天然資源の確保と廃棄物の発生抑制という二重の資源問題は同時に解決できるか。
市場取引には資源利用の過程で生じる環境負荷などのコストは反映されない。
市場任せでなくモノの流れを制御し、生産と廃棄を統合した国内資源循環システムを
つくるために必要なものとは。グッズ(有価物)とバッズ(逆有償物)の理論を提唱
した著者がこの難題に挑む。
(3)6月21日(日曜日)午後2時より
『新しい家庭像を求めて』松田道雄著 筑摩書房 (1979/12)
少し古い本です。アマゾンの中古品で入手できます。図書館で借りても構いません。
家庭、子育て、女性の自立、主婦の問題を考えます。
人間が生まれて、老いて死ぬまでの一生をまるごと支えてきた「家」の話から始めて、
移り変わる時代背景の中で、女性たちが家族の中で、どのように、どんな思いで生き
てきたのかが、具体的に描かれています。
また、その系譜の中で今も、何故、どのように自立できないでいるのか、子どもを
過保護にしてしまうのか、
今後、女性としてどう勝負できるだろうかと、丁寧に考えていると思います。
(4)7月19日(日曜日)午後2時より
日本語学の三上章を取り上げます。テキストはまだ決まっていません。
三上は「象は鼻が長い」のハとガを研究し、ハは主語を示すのではなく、主題を示すのだとして、
西欧文法の輸入業者でしかなかった日本語の研究者たちに衝撃を与えました。
「日本語には主語がない」「主語がないから非論理的だ」「日本人は情緒的な民族だ」などと
言われてきたのが、いかに根拠のないものだったかが、わかるそうです。