3月 24

4月以降の中井ゼミの日程、4月の読書会のテキストが決まりました。

月の前半は、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行い、
月の後半では、読書会を行う予定です。
いずれも日曜日で、午後2時開始予定です。
オンラインでの実施予定

「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

4月
11日
25日

5月
9日
23日

6月
6日
20日

7月
4日
18日

8月
集中ゼミを予定

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4月25日の読書会のテキスト

マルクスの『共産党宣言』(岩波文庫)を読みます。

あまりにも有名なテキストですが、マルクスの優れた点だけではなく、その課題や問題点もしっかりと考えたいと思います。
参考のために、牧野紀之の「『共産党宣言』を読み直す」も読みます。

牧野のテキストは参加者にはお渡しします。

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4月から、ヘーゲル哲学の原書購読を再開する予定です。

『法の哲学』の序文を読みます。

原則として毎週月曜日の晩にオンラインで行う予定です。

参加希望者は早めに申し込みをしてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

12月 09

12月20日は、久しぶりに読書会を開催します。
オンラインで、午後2時開始、2時間ほどの予定です。

テキストは、廣松渉『唯物史観の原像』です。

今年の5月に、私の初めての哲学本『ヘーゲル哲学の読み方』を刊行しました。

現在は、その次の本として、マルクスの唯物史観と唯物弁証法についてまとめています。
そこで、いわゆる正統マルクス主義の理解や、その批判者の主張も取り上げ、それらと私の考えの比較をしたいと思っています。

そのために、1970年代に一世を風靡した廣松さんを読んで、私との違いを確認するのが目的です。

大きくは4つの内容を押さえたいと思います。

(1) マルクス、エンゲルスの主要なテキストは紹介されているので、それを確認する
(2) いわゆる正統マルクス主義の理解を確認する
(3) 廣松さんの代案を検討する
(4) 牧野紀之の廣松批判を検討する

テキストですが、三一新書版で読みます。
アマゾンの中古品で千五百円ほどで入手できます。

図書館で借りるなら、『廣松渉著作集〈第9巻〉エンゲルス論』の中に収録されています。

また、牧野さんの廣松批判として「哲学史の重さ」を読みます。
このテキストは、参加希望者にはお渡しします。

12月の読書会では終わらなかった場合は、来年1月の読書会で継続することも考えています。

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ゼミの内容

12月20日日曜 

午後2時開始です。

参加費は1回2000円です。

参加希望者は早めに連絡ください。
ただし、参加には条件があります。

10月 21

中井ゼミで
10月、11月、12月の後半に予定していた「読書会」は中止します。
ただし、ゼミ自体は行い、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行います。
なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

この変更は、中井が、マルクスの思想をテーマにした次の本の原稿を書くことに集中するためのものです。

今年の5月には、私の初めての哲学本『ヘーゲル哲学の読み方』が刊行されました。
次の本のタイトルは未定ですが、「マルクスの読み方」といったものになるでしょう。
今の私の最善のレベルで、書き上げたいと思います。

念のために
10月の次回以降の中井ゼミの日程を掲載しておきます。

日曜日で、午後2時開始予定です。
オンラインでの実施予定
参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

10月
 25日

11月
 8日
 22日

12月
 6日
 20日

10月 21

「式場?三郎:脳室反射鏡」

現在、練馬区立美術館で
「式場?三郎:脳室反射鏡」が開催されている。
私は先週見てきた。
面白いので、お薦めします。

式場は鑑賞の達人で、新たなもの、創造的なもの、そこにある精神の深さ(闇)をいち早く見抜く眼力があり、それを社会に広めていくプロデューサーとしての能力も持っていた。
マルチな才能であり、こういう人は日本では珍しいのではないか。

『二笑亭奇譚』という本(筑摩文庫で20年程前に再刊)は、「二笑亭」という奇妙な屋敷の意義を解説したもの。跋を柳宗悦が書いている。これもお薦めです。

詳しくは練馬区立美術館のHPを見てください。
https://neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202008231598163149
この美術館は、今年春にも「津田清楓」展を行っており、着眼点の良さを感じている。
こうした美術館は少ない。
もっとも、今回の展示は、新潟市立美術館が企画したもので、練馬はそれを巡回しているだけだが。

8月 24

9月以降の中井ゼミの日程、9月の読書会のテキストが決まりました。

月の前半は、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行い、
月の後半では、読書会を行う予定です。
いずれも日曜日で、午後2時開始予定です。
オンラインでの実施予定

「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

9月
 13日
 27日

10月
 11日
 25日

11月
 8日
 22日

12月
 6日
 20日

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9月27日の読書会のテキスト

マルクスの『経済学批判』(岩波文庫)に収録されている「付録1」の中の「経済学批判序説」と、エンゲルスの書評「カール・マルクス著 経済学批判」を読みます。

「経済学批判序説」では、この中の「3 経済学の方法」が有名ですが、それは8月の集中ゼミで取り上げました。それを踏まえて、全体を読みます。

マルクスの方法、マルクスの経済学がどのように前の経済学を批判的に超えようとしたのかが、書かれています。

エンゲルスの書評は、マルクスの盟友が、わかりやすくマルクスの方法を説明してくれます。また、1858年の革命の失敗の後の同志や仲間たちの内輪もめの中で、マルクスとエンゲルスが研究に没頭する姿が書かれていて感動的です。

10月以降の読書会テキストは決まり次第、連絡します。