2月 17

「家庭・子育て・自立」学習会(田中ゼミ)は、田中由美子を担当として2015年秋に始まりました。それから1年半が過ぎ、学習でも運営面でも、確実に深まっていると思います。

今回のメルマガでは、2016年秋からの学習会2つの報告と、来月3月19日(日曜)の学習会の案内を掲載します。

■ 全体の目次 ■

1、3月の「家庭・子育て・自立」学習会(田中ゼミ)のご案内
→本日

2、土井隆義著『「個性」を煽られる子どもたち』学習会(2016年11月26日)報告
 →明日 2月18日

3、尾木直樹著『「ケータイ時代」を生きるきみへ』学習会(2016年12月11日)報告
 →2月19日

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1、3月の「家庭・子育て・自立」学習会(田中ゼミ)のご案内
                                   田中由美子

大人のための「家庭・子育て・自立」学習会のご案内です。
年に数回開催し、親子関係や、その他現代の子どもを取り巻く様々な問題に関する悩みを話し合い、ご一緒に考えています。

3月は、昨年12月に引き続き、ケータイ・スマホがテーマです。
今回は、子どもにケータイ・スマホを買い与える保護者として知っておくべきこと、やっておくべきこと、また、この問題の親子間での話し合いなど、具体策について考えます。

まず、子どものスマホに関してどんな問題が起こっているのか、起こり得るのか、友人関係の問題の他、一般社会とネットでつながることによるトラブルについても学びます。

Wi-Fiにも対応するフィルタリングなど技術的な対策の情報を得て、またそのことも含めて子どもとどのように話し合っていけるか、考えてみましょう。
使い方のルールを親子で交わすとすれば、どんな項目にすべきでしょうか。
本やネットで見られるルールの例は、たんに「時間管理」のためのものが多く、子どもの反感を買うだけで、実生活で機能しそうにありません。
いくつかの例をたたき台にして、私たちそれぞれの思いを込めたルール案も考えてみます。

すでにお子様にスマホを持たせておられる保護者の方、またゲームの問題にお悩みの方にも、参考にしにしていただけると思います。

なお、今年は、学習会の時間を、これまでの2時間半から2時間に短縮します。
どうぞお気軽にご参加ください。

1. 日時:3月19日(日曜)14:00?16:00 
2. 場所:鶏鳴学園
3. 参加費:1,000円
4. テキスト:竹内和雄著『スマホチルドレン対応マニュアル』(中公新書ラクレ) 
※ 学習会では4章や5章などを中心に、拾い読みしながら進めます。
事前に読む時間のとれない方も、ぜひ奮ってご参加ください。

参加をご希望の方は、下記、お問い合わせフォームにて、開催日の一週間前までにお申し込みください。
https://keimei-kokugo.sakura.ne.jp/katei-contact/postmail.html

鶏鳴学園講師 田中由美子
〒113-0034 東京都文京区湯島1ノ3ノ6 Uビル7F
鶏鳴学園 家庭論学習会事務局

2月 16

第15回聞き書き甲子園フォーラム&15周年記念イベント
    「未来をひらく『聞き書き』の力」

聞き書き甲子園を知っていますか。

毎年、全国100人の高校生が“森・川・海の名人”に「聞き書き」し、自然と共に生きる知恵や技、価値観を学びあい、それを報告し冊子にまとめてきました。
その「聞き書き甲子園」が今年15年目を迎えました。

その記念イベントが、東京で3日間(3月18?20日)開催されます。

私は3日目のシンポジウム「未来をひらく『聞き書き』の力」に参加します。

昨日(2月15日)、聞き書き甲子園の事務局の方と打ち合わせをしました。
聞き書き甲子園の裏方の人たちと話せたので
このイベントが15年続いた理由がわかったように思います。

記念イベントの詳細は以下ですが、
香月洋一郎氏(民俗学:前神奈川大学教授)など、さまざまな現場での聞き書きの取り組み、の報告があったりと面白そうな企画があります。

ご都合がつけば、ご参加ください。

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第15回聞き書き甲子園フォーラム&15周年記念イベント
    「未来をひらく『聞き書き』の力」
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 全国100人の高校生が“森・川・海の名人”に「聞き書き」し、自然と共に生きる知恵や技、価値観を学ぶ「聞き書き甲子園」。この「聞き書き甲子園」が今年15年目を迎えました。
 近年、総合的な学習の時間の意義やアクティブ・ラーニングによる能動的な学びへの関心の高まりにより、「聞き書き」の教育的価値やその意義が注目されています。
 15年目を機に「聞く」ことの意味を見つめ直し、「聞き書き」のひらく未来について、文科省初等中等教育局視学官の田村学氏や国語専門塾鶏明学園塾長の中井浩一氏をはじめとする教育者を交え、様々な分野の実践者と考える「15周年記念イベント」を3日間に渡り、開催します。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。
(詳細:http://www.foxfire-japan.com/program/forum.html)

◆日時 2017年3月18?20日
◆場所 東京大学弥生講堂一条ホール
(地図:http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html)

◆プログラム
◇◇◇18日(土)13:30?16:45  第15回 聞き書き甲子園フォーラム◇◇◇
 森や川、海の「名人」に「聞き書き」をした高校生は、その出会いから何を得たのでしょうか。「聞き書き甲子園」がはじまった当初から活動を応援いただいている阿川佐和子さんの記念講演とともに、「聞き書き」を終えたばかりの高校たちのホットな体験談をお伝えします。
・記念講演「聞き書き甲子園と私」 講師:阿川佐和子氏
・聞き書き体験発表(参加高校生と名人3組が登壇)聞き手:塩野米松氏 ほか

◇◇◇19日(日) 15周年記念イベントPart1
     ぼくらのアクション?それは「聞くこと」からはじまった?◇◇◇
 「聞いただけで終わりにしたくない」――名人との出会いをきっかけに、「聞き書き」を経験した高校生たちは未来への一歩を踏み出しました。農山漁村に憧れ、通い続ける高校生たち。そして各地にIターン・Jターンした「聞き書き甲子園」のOB・OGたち。地域とつながる、地域で生きる。その可能性や魅力を語ります。
<午前の部>10:00?12:10
・ドキュメンタリー映画「森聞き」上映 (プロダクション・エイシア製作)

<午後の部>13:30?16:00
・トークセッション? 地域とつながる ?高校生発!イノベーションの萌芽?
スピーカー:第15回聞き書き甲子園参加高校生 
  ゲスト:小川悠(i-club 代表理事)
・トークセッション? 地域で生きる ?名人の想いを継ぎ、これからを生きる?
スピーカー:「聞き書き甲子園」OB・OG代表
  ゲスト:近江正隆(ノースプロダクション代表取締役)
※16:30より、ロビーにて立食パーティーあり(希望者のみ/要予約)

◇◇◇20日(月・祝) 15周年記念イベントPart2
             「聞き書き」の可能性?新たな価値の探求?◇◇◇
 1960年代半ば、アメリカ・ジョージア州でFoxfireと呼ぶ活動が始まりました。高校生が地域の知恵や技術を掘り起こし、本にまとめたのです。「聞き書き甲子園」は、この活動をヒントに始まりました。いま、「聞き書き」は全国各地に広がり、さまざまな分野で実践されています。「聞き書き」は誰を幸福にし、どんな未来を創るのか。その可能性を探ります。

<午前の部>10:00?12:20聞き書き甲子園講師)
・トークセッション?「聞き書き」の広がり?さまざまな分野での実践?
  スピーカー:香月洋一郎(民俗学:前神奈川大学教授)、大嶋健三郎(緩和
        ケア:あそかビハーラクリニック院長)、市村高志(震災復興:
        とみおか子ども未来ネットワーク理事長)、駒宮博男(地域づ
        くり:地域活性化機構理事長)
※12:20より、ロビーにてランチ交流会あり(希望者のみ/要予約)

<午後の部>13:30?16:00 
・15周年記念講演「アメリカFoxfireの活動とその意義」講師スミス=ヒルトン氏     
・トークセッション?「聞き書き」の未来?人と人、人と自然とつなぐ?
  スピーカー:中井浩一(国語専門塾鶏鳴学園塾長)、田村学(文部科学省初等
        中等教育局視学官)、阿部健一(総合地球環境学研究所教授)ほか

□お申し込み・問い合わせ
◆参加費:無料  
※ただし、立食パーティーは2000円、ランチ交流会は1000円の参加費あり。
◆定員:250名(18日は150名) ※先着順
◆申込み締切:3月15日(水)
 ※立食パーティー、ランチ交流会は、3月10日(金)まで
 ※定員に達しない場合は、当日のご参加も可能です。
◆申し込み方法:FAX、もしくは専用フォームにてお申し込みください。
専用フォーム→
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdey1jr5AK-JPJ9kPnLGhsrgQEHhfKFf6ApjkGSijJNIkmkTA/viewform
FAXの場合→「フォーラム申込み」と明記の上、?氏名?電話?住所もしくは
Eメール?所属?参加希望内容(18日/19日午前/19日午後/19日立食パー
ティー/20日午前/20日ランチ交流会/20日午後)を記載し、下記宛にお送
りください。

◆お申込み・問い合わせ先
NPO法人共存の森ネットワーク(聞き書き甲子園実行委員会事務局)
TEL:03-6432-6580 FAX:03-6432-6590 E-mail : mori(at)kyouzon.org

【主催】聞き書き甲子園実行委員会

1月 22

2月の読書会テキストが決まりました。
ヘーゲルの『法の哲学』を読みます。

2月12日(日曜)読書会テキストが決まりました。
ヘーゲルの『法の哲学』の「緒論」(1節から33節まで)と第2部「道徳」(105節から141節まで)を読みます。
『法の哲学〈1〉』 (中公クラシックス) で読みます。
『世界の名著 ヘーゲル』(中央公論社)も同内容です。

すでに何度も読んできたテキストですが、
第1部がいわゆる労働論で、
第2部の道徳は、その労働における、社会内の対立と、
個人の内面世界の善悪の対立の2つの側面の必然性が書かれているのだと思います。
(その両者の統合、止揚が第3部なのでしょう)

それを確認しながら、再度読んでみたいと思います。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。
また、早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)申し込みをしてください。

遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

1月から半年分のスケジュール

基本的に、ゼミの開始は午後2時、
読書会後の「現実と闘う時間」は開始を午後4時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

1月
29日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」

2月
12日日曜 読書会と「現実と闘う時間」
26日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」

3月
11日土曜 1年の振り返りと成績発表の予定
26日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

4月
9日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
23日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

5月
7日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
21日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

6月
4日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
18日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

7月
2日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
16日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

8月には合宿があります。
8月17?19日

12月 13

2017年(前半)の中井ゼミの読書会のテーマと1月のテキスト

17年前半の読書会では経済学を学習し、安倍政権の経済政策の検討をします。
以下を購入しておいてください。

藤井聡「国民所得を80万円増やす経済政策」(本)
クルーグマン「さっさと不況を終わらせろ」(文庫があります)
スティグリッツ「世界の99%を貧困にする経済」(アマゾンで中古で安く購入できました)

1月の読書会では
藤井聡「国民所得を80万円増やす経済政策」(本)を読みます。
これが学習会の前提になると考えてください。

さらに前提の確認のために
日本銀行の「総括的検証」、総裁の「講演録」をながめます。

  日銀の講演のページから以下の4つほどを流し読みしてみましょう。
なお、各講演、図表がついているので、そちらも合わせて読むことで、何となくわかってきます。
http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2016/index.htm/

2016年11月14日 黒田総裁【挨拶】「最近の金融経済情勢と金融政策運営」(名古屋)
2016年 9月26日 黒田総裁【挨拶】「金融緩和の『総括的な検証』と『長短金利操作付き量的・質的金融緩和』」(大阪経済4団体共催懇談会)
2016年 9月 5日
黒田総裁【講演】「金融緩和政策の『総括的な検証』―考え方とアプローチ―」(きさらぎ会)
2016年 8月27日 黒田総裁【講演】「『マイナス金利付き量的・質的金融緩和』による予想物価上昇率のリアンカリング」(カンザスシティ連邦準備銀行主催シンポジウム)

なお、
予定ですが、
クルーグマン「さっさと不況を終わらせろ」を4月、
スティグリッツ「世界の99%を貧困にする経済」を5月に取り上げる予定です。

12月 12

2017年(前半)の中井ゼミの日程が決まりました。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。
また、早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)申し込みをしてください。

遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

1.来年1月から半年分のスケジュール

基本的に、ゼミの開始は午後2時、
読書会後の「現実と闘う時間」は開始を午後4時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

1月
15日日曜 読書会と「現実と闘う時間」
29日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」

2月
12日日曜 読書会と「現実と闘う時間」
26日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」

3月
11日土曜 1年の振り返りと成績発表の予定
26日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

4月
9日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
23日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

5月
7日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
21日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

6月
4日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
18日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

7月
2日日曜 文ゼミと「現実と闘う時間」
16日日曜 読書会と「現実と闘う時間」

8月には合宿があります。
8月17?19日