◇◆ 10月、11月の読書会 ◆◇
(1)10月の読書会
テキストは、斎藤学『アダルト・チルドレンと家族』(学陽書房)です。
現代の家庭における大きな課題は、子供にとって親からの自立が難しくなっていることです。
これは親から見れば、子離れが難しいことを意味します。つまり、親子(特に母親と息子)の一体化があまりにも強く根深いために、親にとっても、子供にとっても自立が難しくなっているわけです。
このテキストでは、それを「親子の共依存関係」として捉えようとしています。さまざまな事例から、親子関係、夫婦関係、兄弟姉妹などの家族関係を考えます。ご自身の家庭、親子関係を考え直すためのヒントに満ちた本だと思います。
?日時 10月24日(土曜日)
午後2時から4時まで
?場所 鶏鳴学園
(2)11月の読書会
テキストは、斎藤環『社会的ひきこもり』(PHP新書)です。
この本は、今や「ひきこもり」問題の古典的な位置にあります。
「ひきこもり」、不登校、ニートの問題は、もはや特殊な人だけの闘題ではありませ ん。現在、小中で「不登校」の子供たちは10万人を超え、ニートが100万人を超えると言われています。そして、大学生になってから、また就職してから「ひきこもり」になる人も多くなっているのです。この問題は、結局は、親からの自立の問題なのです。
?日時 11月21日(土曜日)
午後2時から4時まで
?場所 鶏鳴学園
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◇◆ 10月以降の文章ゼミと読書会の日程 ◆◇
いずれも土曜日。
文章ゼミは午後7時より。
読書会は午後2時より。※読書会の時間が変更になりました。
午後5時からは参加者の近況報告や問題意識を報告し合う「現実と闘う時間」があります。
参加費は3000円です。
参加希望者は、文ゼミは2週間前(継続参加者は1週間前)、読書会は1週間前までに連絡ください。
10月10日文ゼミ
10月24日読書会
11月14日文ゼミ
11月21日読書会
12月12日文ゼミ
12月19日読書会