10月 14

11月の読書会テキストが決まりました。
大乗仏教の最高峰『摂大乗論』を取り上げます。

読書会参加希望者は、早めに(読書会は1週間前まで)申し込みをしてください。

遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。現在ウェブでの参加者は3人います。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

11月20日(日) 読書会
大乗仏教の最高峰『摂大乗論』を取り上げます。

テキストは
無著 (著), 長尾 雅人(訳)『摂大乗論―和訳と注解』 (上下) (インド古典叢書 講談社 1982/06)

昨年の秋には聖書をテキストに読書会を開催しましたが、
この秋は仏教の最高峰に挑戦します。

仏教というと「空」の思想が有名ですが、それは第1の否定でしかありません。
大乗仏教は、「空」の思想、つまり中観を経て、唯識をもって完成します。これが第2の否定であり、否定の否定です。
この唯識の立場を確立したのが無著 (著)『摂大乗論』です。
この大乗仏教の最高峰にアタックしてみます。

テキストでは大部になっていますが、それは注解が膨大だからです。原テキストをしっかりと読んでみたいと思います。

テキストはアマゾンでも中古で入手できますが、結構高価なので、図書館で借りてください。

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