5月 16

ヘーゲルゼミ(月曜日午後7時半より2時間ほど)と読書会(日曜日午後2時から2時間から3時間ほど)の案内をします。

今、ヘーゲルの「発展」とは何かを、初歩の初歩から考えています。
関心のある人は、ぜひ参加してみてください。

1 5月22日のヘーゲルゼミ
 ヘーゲルの発展観の基本から、ある対象の「生成史」と「展開史」の関係が問題になります。それを考えながら、ヘーゲルの「発展観」に迫りたいと思います。

(1)牧野紀之の「恋人たちの会話」(『生活のなかの哲学』に収録)を読む。
(2)メルマガ107号のなかの以下を読む。
  2.「概念の生成史」と「概念の展開史」(ヘーゲル『精神現象学』序論から)
  3.注解
  4.牧野紀之氏の「恋人の会話」を読む

参加希望者にはテキストをお送りします。

2 5月28日の読書会 
『歴史における理性』の「序論」の一部
人類の歴史過程とは、理性、真理、自由が実現してきた過程なのだ、とヘーゲルは言います。
その「序論」から、
私たち人類が、地球の発展過程、生命が生まれ、植物、動物が生まれ、ついに人間が生まれた意味を考えている箇所を読みます。

テキストは中井の訳注を使用します。参加希望者にはテキストをお送りします。

3 6月5日のヘーゲルゼミ 
『精神哲学』第5節を読みます。
『精神哲学』とは、私たち人間とは何かをテーマとしています。
その「序論」部分を今読んでいるのですが、
5節では
私たち人類が、地球の発展過程、生命が生まれ、植物、動物が生まれ、ついに人間が生まれた意味を考えます。

5月28日の読書会の『歴史における理性』の範囲と重なるところも多いです。
その比較も考えたいと思います。

テキストは中井の訳注を使用します。参加希望者にはテキストをお送りします。

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参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

4月 17

ヘーゲルゼミを再開します

5月1日からヘーゲルゼミを再開します。
隔週月曜日の午後7時半から2,3時間の予定です。
ただし、5月は1日、8日、22日に行います。以降は隔週予定。

1 テキスト
ヘーゲルの『精神哲学』の序論と第1編主観的精神を読みます。
『精神現象学』の前半も確認する予定です。

2 目的
感覚、意識、自己意識の展開、動物と人間はどこが違うのか、「個人」とは何なのか。
これを確認するのが目的です。

3 原則翻訳で読みますが
問題の個所はドイツ語に当たります。
ただし、ドイツ語ができない人も参加できるようにします。

4 準備として
ヘーゲルの『精神哲学』の原書(ズールカンプ社版全集10巻)と
岩波の文庫上下は購入してください。
アマゾンの中古で1冊200円ほどです。

『精神現象学』の原書(ズールカンプ社版全集3巻)も購入してください。
翻訳は今は不要です。

5 参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

12月 16

毎週月曜日には、ヘーゲルの原書購読をしています。
『哲学史講義』のギリシャ哲学の範囲から「序論」を読み、
次にソフイストとソクラテスのところを読む予定です。
今は冬休み中で1月以降に再開します。
再開の日時などが決まり次第、このメルマガで連絡します。

10月 05

ヘーゲルゼミも再開しています

テキストはヘーゲル『哲学史講義』で、序論を読み、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの範囲を読みます。
ズールカンプ版全集の18巻、19巻を用意してください。
翻訳では長谷川宏訳が河出文庫で入手できます。

隔週月曜日の晩7時から2時間ほどオンラインで行います。
10月17日、31日
11月14日、28日

10月 04

10月23日の読書会テキストが決まりました。

9月の読書会では藤沢令夫の『プラトンの哲学』(岩波新書)を読みました。
10月はプラトンの『パイドン』を読みます。岩波の全集第1巻で読みます。その訳注は松永雄二の仕事ですが、これにも学ぶことが多かった。
プラトンの思想というと、イデア論、想起説、魂の不死とカタルシスなどがすぐに出てきますが、それが確立したのがこの『パイドン』だったようです。
これを踏まえて、プラトンは『国家』をまとめたとされています。

ぜひご参加ください。