以下は、私が提案した「『学習会中心』の政治運動」を受けて、
翌週に実際の「学習会」の進め方を提案したもの。
以下、レジュメを掲載。
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一. 政策立案のための学習会とは何か
(1)学習会中心の政治運動の中で、政策立案の学習会の位置づけ
1.支持者があらゆるレベルで学習会を展開する
スケジュール(日程や場所)などを報告してもらい、HPに掲載
2.政策立案の学習会は、1.とは別に、政策立案を目的に
十分な計画のものに、実施するもの。
HPには、スケジュール(日程や場所)だけではなく、その内容をも掲載
実施はAメンバーが中心。
(2)政策とは何か?
・政策とは「問題の解決法」のこと。それを立案するということは、
1.「問題の発見」
社会に存在する【問題に気づき】、それと闘う
問題から逃げず、問題を直視する勇気が問われる
問題はいつも、現場で起き、具体的な形で現れる
2.「問題の本質の理解」
問題のさまざまな側面や、歴史的な背景を理解し、【問題の「本質」】を理解する
問題を一般化してとらえる能力が必要。
本を読み、専門家から学ぶ必要がある
3.「問題の解決策の作成」
問題の本質から導かれる、【問題の解決法(=政策)】を提示する
(3)根本原則
1.自己教育第1。他者への働き掛けは第2。
笹本さんが、そしてAメンバーが、誰よりも学習をしなければならない。
2.現場主義と理論主義の統一
現場の孕む問題の意味(本質)を一般化できるようにする
行政と議会は、一般化のレベルで役割を持つ
3.いつも「全体」を考えよ
・時間的に →「今」だけではない。過去に、未来に、思考の幅を広げる
・空間的に →「ここ」だけではない。他の地域、他の問題とも関係している
4.内容主義と形式主義の統一
世間では内容主義ですべてが行われている。私たちはその形式を常に考える
5.「完璧主義」は取らない。自分たちのベストを尽くすことだけを考え、実行する
二.政策立案のための学習会の進め方
(1)Aメンバーで、全体の計画を立てる
1.学習すべき項目を考える
2.その項目毎のテキスト、報告者のリストアップをする
3.それぞれの項目で担当を決めた方が良い
自分(A)の主催と他の主催(協力者として参加)と分ける
(2)B会議メンバーは、「勝手連」的に
注意
ブレーンストーミングで仲間の知恵を出し尽くす
項目では、すべてを網羅できないので、重要度の高いもの、
自分たちの独自性を生かしたものを取り上げる→優先順位
2010年3月16日